新型コロナウイルスとは?

これまでにヒトに感染するコロナウイルスは4種類知られており、かぜの原因の10~15%を占める原因ウイルスとして知られていました。またイヌやネコ、ブタなど動物に感染するコロナウイルスも存在します。

新型コロナウイルスの宿主動物は2020年9月時点ではまだ分かっていません。しかし、新型コロナウイルスはコウモリの持つコロナウイルスに遺伝子学的に近縁であることが分かっています。コウモリが新型コロナウイルスの元々の宿主である可能性は高いと考えられますが、コウモリから直接ヒトに感染したのか、あるいは他の中間宿主が存在し、その中間宿主からの感染が起こったのかは不明です。

新型コロナウイルスは動物から人に感染し、さらに人から人に感染しうることが分かっています。

病気や症状について

どんな症状が出るの?

新型コロナウイルス感染症の初期症状は風邪やインフルエンザと似ています。風邪は、微熱を含む発熱、鼻水、鼻詰まり、ノドの痛み、咳などの症状がみられることが多く、またインフルエンザも風邪と似ていますが、風邪に比べると高熱が出ることが多く、頭痛や全身の関節痛・筋肉痛を伴うことがあります。 しかし、風邪やインフルエンザが新型コロナのように1週間以上続くことは比較的稀です。

感染してもたいてい軽症で済むって本当?

実際に患者を診察した医師によると、感染者のうちの2割は入院が必要であり、5%は集中治療室に入らないと助けられないほど重篤化するとしています。また、悪化する際のスピードの早さが問題であると指摘しています。悪くなる時のスピードがものすごく早い。本当に1日以内で、数時間で、それまで話せていたのに、どんどん酸素が足りなくなって、人工呼吸器を付けないと助けられない状況になる。それでも人工心肺をつけないと間に合わない、そういうことが目の前で一気に起こる。

予防について

感染を防ぐには?
せっけんを使った手洗いやアルコールによる手指の消毒も大事です。 何かを触ったら手洗いをすることが大事です。特に顔や口の粘膜に触る前には手洗いをしましょう。ウイルスが多いものとしては、パソコンのマウス、携帯電話、トイレなどがわかっています。このようなものを触った後に飲食をする際にはしっかりと20秒の手洗いをすることが必要です。
マスクやスマホに付いたウイルスに注意
マスクやスマートフォンの表面にもウイルスは付きます。マスクの表面には触らず、着脱時にはゴム紐の部分をつかむようにしましょう。また、電車のつり革、手すり、ドアノブ、スイッチなどを触った手からスマートフォンにウイルスが付く場合もあります。手で顔を触らず、こまめに手洗いすることが大切です。